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電脳コイルはデンスケ萌えアニメ

ほんとだけど、嘘です。
電脳コイルはそれだけのアニメじゃありません。

電脳メガネを介した電脳空間が日常に溶け込んだ、
現代よりもちょっとだけ未来っぽい日本が舞台の、
とある町に主人公「優子」が転校してくるところから
物語が始まります。

一言で言って、おもしろい。
電脳という、これだけパソコンが普及した今でも
とっつきにくいテーマを、身近で視覚的なものにして、
わかりやすいものに昇華しているのがすごい。

特に、ウィルス駆除ソフト、通称”サッチー”の存在が秀逸。
簡単にいうと、鬼ごっこの鬼みたいな。
作中の子供たちは、サッチーにやられると
メガネを壊されるというペナルティを科されるため
サッチーから逃げ回ります。
それが、一歩間違えると「となりのトトロ」みたいに
和んでしまいそうなこのアニメに、一定の緊張感を与えてます。
あと、ウィルスソフトは馬鹿っていうあたりに妙に共感しましたw

キャラクターも、2話から輪郭が明らかになってきました。
特に優子の妹とメガばあが大好きすぎる。
この二人見てるだけで楽しい。うんちー!

作画に関しても
かみちゅ!を連想させるような
丁寧な芝居が印象的です。
優子のしぐさがいちいちかわいい。
(優子の「デンスケ大好き!」とか「400万円!?」の
リアクションがすごく良いです)
走る動作ひとつとってもきれいで、
お手本みたいな作画です。
毎週このレベルの作画が見られるかもしれないと
思うと幸せすぎて死ぬ。

こっからは完全に余談ですが、
監督の磯さんが脚本と設定補を務めた
エヴァ壱拾参話「使徒、侵入」は、
ネルフ本部にウィルス型の使徒が侵入してきて
MAGIを乗っ取ろうとした話でした。
使徒をばさばさ倒しまくるエヴァ第二期
(アスカ来日からこのエピソードまで)の
最期を締めくくる熱く静かなサイバー戦で、
私自身すごく気に入っているエピソードです。
一番好きかも。
その使徒、イロウルの形態が「黒い斑点」で、
コイル第二話でデンスケが
イリーガルに感染したときの症状も「黒い斑点」でした。
いや、それだけっていえばそれだけの話なんですけど、
サイバーネタがお好きなのかなとふと思いました。
そんな感じに設定魔の磯さんが、
”電脳”を主軸においたアニメを作るのは、
ある意味当然というか、すとんと違和感なく納得しました。

最後に、このアニメは、ある種のアニメにありがちな「壁」を感じさせません。
プログラムピクチャー的にアニメが大量生産されている一方で、
どんどん一部の人向けに、偏屈になっていくというジレンマを
抱えた今、この見やすさはすごいなぁ、とただただ感心します

見終わったあとは、にこにこしながら
次週の放送を心待ちにしてしまう、そんなアニメです。

6月16日(土)15時00分~17時00分5話一挙に放送するようです。
『電脳コイル』の第1話~第5話までが一挙放送決定!

これを機会にみてみることをおすすめします。

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