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劇場版『空の境界』第二章「殺人考察(前)」 感想

劇場版空の境界「殺人考察(前)」を見てきました。

早起きして、モーニングで見てきました。

以下、ネタバレあります。

内容/

高校生の式と幹也がひたすらかわいかった。

女の子言葉の式もかわいいし、くるくる表情がかわる織もかわいかった。
幹也も式とあんまり背が変わらなくて、
まだ男の子なんだなぁってあたりがかわいかった。

かわいかったかわいかったすいません。
だって、二人ともマジかわいいんだもんっ

今、文庫の刊行にあわせて空の境界をまた読んでるんですが、
始めて読んだときは、伝奇的要素や緻密なきのこ世界の設定に
ばかり目が行ってたんですけど、
今読むと「これは迂遠ではあるけれど、恋愛小説なんだ」
ということがやっとわかりました。

それが映像になると、より明確になるんですよね。
何気ないしぐさや視線から、幹也の式への愛情がスクリーンから伝わってきて、
その純粋さに胸を打たれました。

特に幹也が竹林で張り込みしてるシーンなんか、小説読んだときは
「何やってるんだこの子は」という感じだったのに、
今回映画を見たら、「幹也はすごい子だなぁ」と感じ入ると同時に
萌え過ぎて死ぬところでした。

一方で、式は式で戸惑ってはいるけれど、幹也に惹かれてるのがわかるんだよね。
まあ戸惑いすぎて、一部ヤンデレ化してるけど、単に揺れ幅が大きすぎるだけで、
あれも愛情の裏返しなんだと思いたい。

映像/

映像化の利点は、それまでデザインが出てなかったものがはっきり
視覚化されることです。
まあ想像の余地も奪われるという側面もありますが。

なにが言いたいかと言いますと、学人と秋隆さんが意外すぎる。
秋隆さんはヤのつく商売の人みたいだし、学人が月姫の有彦と被ってるw
理緒先輩も小説でちらっと挿絵で描かれてたぐらいだったので、
こういう人だったんだと。あと、声が保志。

一番びっくりしたのが、両義家は「道路に面した豪邸」
というイメージがあったんですが、竹林で隔てられてるんですねー。
これも映像化のおもしろさ。

背景は今回もすごかった。
特に一瞬のカットだけど、プールの水の映りこみが半端ない。
リアルな風景の中で、キャラも浮いてないのがすごい。
どんな撮影しとるんじゃ。

死体の描写がんばりすぎ(褒め言葉です)
特に、卍の死体がシャレになってなかった。
文章読んだ時も引いたけど、映像でやられるとさらにキツイものがあった。

主人公の式には死の線が見えたり、
作中、様々な死の形が出てくることからわかるように、
この作品の根幹には、明確に「死」というものがあります。
しかも、主人公はそのはざまで揺れ動いている。

だから、真面目にやろうと思ったら、克明に「死」を描写するしかありません。
こういうのもレイトショーの理由の一つなんだろうなぁ。
Ufotableがいかにマジなのかわかります。
第五章の臙条家とか凄そう。

作画は、パンフにものってたけど、若手の国弘昌之さんの
ラストの幹也が逃げる一コマ作画がすばらしい。
あそこで静から動への変化が明確に分かって、
いよいよ第二章のクライマックスなんだということが肌で感じ取れた。

あと、お父さんと剣の稽古してるシーンが、大変だと思った。
二人の立ち位置が目まぐるしく変わるのと
刀の重量感が感じられたのが良かった。

次はいよいよ楽しみにしてた第三章「痛覚残留」です。
監督は小船井さんです。桜のアーキタイプ、ふじのんの「凶れ」が拝めます。
予告の腕が凶るシーンがすごかった。あれで期待値がさらに上昇しました。
楽しみ。

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