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アドゥレセンス、再び

昨日書いたように、
見てきました劇場版ウテナ「アドゥレセンス黙示録」!

上映開始の11時前。
テアトル新宿に続々来るデュエリスト達。
女性が案外多かったです。
女:男=6.5:3.5ってかんじ。
スケジュールは25話上映→トークイベント→劇場版上映という流れでした。

25話の上映の後、トークイベントに。
ゲストは幾原邦彦監督とキャラクター原案と漫画を担当された
さいとうちほ先生でした。
司会は2008年に出た(ポニョ特集がメインと見せかけて
実はウテナが本体だったという)CONTINUE Vol.41の
幾原監督とさいとう先生の対談を担当したライターさん。

イクニ監督がおしゃれすぎてまぶしかったです。
ストライプのパンツに、茶色のジャケット、インナーの色は忘れた!
けど、たぶん暗色系でネックレスといういでたちで、
こんなん着こなせるなんて只者じゃねえです。
イクニ監督にしてもさいとう先生にしても、
お二人ともアニメとかマンガ作ってる職業ですとかいわれても
信じられないようなおしゃれっぷり。恐れ入りました。

トークの内容ですが、全部載せちゃいくらなんでも
関係者に申し訳ないので、アドゥレセンス本編についてだけ。
あくまで私のメモを元に書いてるので、多少の齟齬は頭の隅に置いてください。
劇場版について話を振られると
「すがすがしいよね」「見る度にすごい」という意見が出てましたw
この映画は当初、ウテナとアンシ―が
脱出するまでで終わりだったらしく、その後をどうするかで揉めたらしいです。
スケジュール的にやばかったにも関わらず、
スタッフに駄目出しをされたんだとか。
落ちるかもしれない状況下で、こんなに言われるってことは
なんかあるんだなと思ったイクニ監督は一日でコンテを描いて、
スタッフに見せたら思いのほか評判がよかったと。
それに付随して今でも話題になるのが、
(女性が多いのに申し訳ないと詫びを入れながら)
ラストシーンのバストトップを作画するか否かでまた
スタッフ間で衝突したこと。
なかったらなかったでやっぱり悔しいらしいです。

なんつうか、しょもないな!ウテナスタッフ!
けど、こういう妥協を許さない姿勢が
テレビシリーズも含めた本作の要なんじゃないかと思います。

そうこうしてるうちにトークイベントは終了。
上手の扉を出る際、イクニ監督がお客さんに
向かって手を挙げて去っていくのが見えました。
王子様度が半端なかったです。
さすがウテナの生みの親だな!!

監督が最初の方と最後の方で繰り返し
「ウテナは幸せな作品」とおっしゃっていたのが印象的でした。
私もそう思います。

以下、個人的な感想。

大きいスクリーンというか、映画館で見るの自体初めてでしたが、
何度見てもため息が出るほど、美しいアニメだと思います。
様式も内面にあるものも。今見ても全然古くありません。
イクニ監督やさいとう先生を始めとした
スタッフ各人の美意識が凝集されてて、
とんでもないことになってますよね。

特に小林七郎さんの手による背景美術が何度見てもすごい。
背景に赤なんていう強い色を使っていて、
初めて見た時度肝を抜かれました。しかも使いこなしてるし。

上映されたフィルムはHDリマスター、5.1chということで、
音のディティールがすごかった。
特に、ラストのレースシーンの臨場感は抜群。
劇場で見るとまた格別でした。
そうそうない機会ですし、
行ける方は行かれることをおすすめします。

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